自分で革靴作ってみた【素人の靴作り】

既成の靴が足に合わない為、自分で靴作りを始めました。靴作りの教室や学校に通わずに。中古靴のリメイクから始め、フルスクラッチへ挑戦!の道のりを綴っていきたいと思います。

中古靴リメイク1足目【材料と説明書】

 

cloud-hide.hatenablog.jp

 

前回、アッパーを取得して、材料を揃えました。

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解体して採取したアッパー。

本底・地面に接地するいわゆるアウトソールの部分です。

中底・足と接する側の革です。

月型・踵の芯になります。

先芯・爪先の芯です。

ウェルト・アッパー、中底と本底を仲介して繋いでいる部分です。

鉢巻・ヒールをつける為に踵部分の丸みをとって水平をとります。

積上げ・ヒールのブロック部分で。革の層になっています。

トップリフト・踵の地面に接地する部分です。

 

材料としてはこんな所でしょか。これに工具や糸、接着剤等の消耗品が必要になってきます。

これでコンセプトである「ガンプラのキットを説明書を見ながら作るように」のキットに相当する物が揃いました。
 
今回は説明書について書き残していこうと思います。
 
ハンドソーン製法なんていう初心者がいきなりやる底付けにしては難易度高いのでは…って方法を選びました。
 
接着剤による底付けのセメント製法は仮靴でざっくり底を貼り付けてみたので、しっかり履ける靴としては仕上げてませんが「既にやってみた事のある」「ハンドソーンウェルト製法やマッケイ 製法よりは、靴作りやってます感が薄い」という気がして除外。
 
マッケイ は、足が細い為「中に手が入らないでしょ、こんなの縫える?!」って思いまして。ハンドソーンウェルトより難易度高いんじゃ?って思えて除外。あとマッケイ 製法の方が、ハンドソーンウェルト製法より、詳細な手順が掴み難かった。細かい手順まで解説してある文章や映像がさほど目に付かなかった。(ガッツリ調べに行った訳ではないけども…。)
 
ハンドソーンウェルト製法はユーチューブでもかなり作業している映像が見受けられました。そして、何よりこの本の存在「紳士靴を仕立てる
 
 
大きめの書店じゃないと在庫ないのではなかろうか、やっと実物を手に取ってパラパラとめくってみたら「やれる!出来る!これ見ながらだったら、いきなりハンドソーンウェルト製法でも、やった事が無くても靴作れるよ!」と興奮しました。
コンセプトである「ガンプラのキットを説明書を見ながら作るように」の説明書とは、まさにこの本。
5千円強はしますから、高い部類だと思いますが、その価値はお値段以上でしょう。
木型 在りきの所からになってますので木型を作る所からなら「製靴書」の方が深いですね。この本も欲しい!
 
 
「紳士靴を仕立てる」の内容を書店で確認してそのまま買って帰りました。
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中古靴のリメイクからのスタートなので、型紙〜アッパーの製作は置いといて…。
底付けに関しては、いける!
 
と確信めいたものを感じ 底付けの工程やっていきます。